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礼拝メッセージ

喜びの声を聴くために
ヨハネ3:22-30

思うに任せない昨今ですが、その中で良いことがあったとすれば、それは真に見るべきものに多くの人が目を留め始めたこと。そして「天賦の賜物」——つまり各人に与えられた能力と働き場——をわきまえることはその一つです。バプテスマのヨハネは、自分はイエスキリストのベストマンであって花婿を超えるなどありえないと主張しました。僕たちの中には、どこか自分が崇められたい(まるで神の様に)というサタン的な欲求があり、それはヨハネの謙遜さは対照的です。が、謙遜さとは、努力の結果得られるものではなく、神との関係がはっきりしたときに初めて生まれて来る「果実」なのです。ですから私たちも、自らの天賦の賜物をわきまえ、ヨハネのごとく「あの方(イエスキリスト)は盛んになり、私は衰えなければならない」と告白したいと思います。それは神の子イエスキリストが、まず2000年前に、私たちを友と呼び、私たちのためにいのちを捨ててくださったからです。(ヨハネ15:13)