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礼拝メッセージ

人を生かすものは霊
ヨハネ6:60-66

僕らは、神様に何かを求める時、正しい求め方をしているでしょうか。一番悪いのが求めない事。でも、もう一つの間違いは、求めて、そのあと明け渡さないことです。イエスは十字架を前に「この杯を取り除いてください」と祈られましたが、同時に「神のみこころが為されえるように」とも祈りました。Pray and surrender. とにかく結果を委ねることです。僕らは求めてダメだった時のことを心配して、祈りをすぐに取り下げてしまうからです。失敗、恥、失望を恐れるんですね。でもそれでは、「イエスの言っていることが分からない」と言って、イエスの元を去ってしまった多くの弟子たちと、僕たちは何ら変わらないことになります。 そして僕たちは、イエスを理解するのに、肉を持って理解しようとしているでしょうか、それとも霊を持って理解しているでしょうか。「肉によって生まれた者は肉、御霊によって生まれた者は霊」(ヨハネ3:6)とあります。また「文字は人を殺し、御霊は生かす」(Ⅱコリント3:6)ともあります。肉、文字と言う言葉があらわしているのが、理性、知識、学問、研究で、これらはあくまで頭で考えるもの、形有るものです。でも御霊の助けなしでは、イエスを理解することはできないし、人を生かすのはあくまで聖霊、holy spiritです。神は、私たちに語りたくて語りたくて仕方がないのだと教えてくれた友人がいます。それはすべて聖霊の働きです。あなたの人生を豊かにする聖霊の働きを、その語り掛けを、今こそ求めようではありませんか。