「人生の砂漠」のようなところを通らされることは、誰にでもあります。砂漠とは、コントロールのきかない厳しい環境のこと。でも、たとえそんなところに置かれても、絶望しないことです。信仰の先輩たちは皆、それぞれの砂漠を通りました。神はそこで、私たちに祈ることを教えてくださるのです。そして何に渇いているのか、本当に何が必要なのかを教えてくれる。ですから砂漠は「心の窓」と言うことができます。 この砂漠で私たちのすべきことは、まず本当に心の中にあることを、隠さず神に求めることです。期待し、望み続けること。もちろんこれにはリスクが伴います。だから同時に、明け渡すことも必要です。降伏する。サレンダーする。つまり「今」にこだわらない。時と形を神にゆだねるのです。そして3番目にすべきことは「見る」ことです。あなた物語の中におられる、ストーリテラーに目を注ぐのです。理想と現実のギャップはつらく、いつまでもこの両者は出会わないのではないかと思うこともあります。が、祈りをもってそれに向きあい続けるなら、その二つが思いもよらない形で出会い、「ああ、これは神様しかない!」と、感謝と賛美の湧き出るときが必ず訪れます。神はあなたを驚かせようと、今その準備を着々と進めておられます。
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