「すべてはよかった」と。なおかつすべてが人間中心。これが世界の始まりの図でした。が、現実はどうでしょう。世界のあちこちが壊れているとしか思えないような状態です。コロナ、アフガン、気候変動、周りの人間模様・・・。それは、イエスの到来によって始まった「御国」が、「いまだ」と「すでに」の間にあるからです。だから僕たちクリスチャンは、「御国が来ますように」と祈るのです。神が造られ、神が「よかった」と言われた、創世記にある神の完全なご支配が再び来るように祈るのです。 神は人類への愛ゆえにこの世を創造されました。そして神は人類への愛ゆえに、ひとり子イエスをお送りくださいました。創造から始まった人類に対する変わらぬ愛。それは、父からイエスへのロングパスとなり、イエスはそれをしっかり受け取り、十字架のゴールに持ち込んで下さいました。これらはすべて、神が私たち人間を愛するが故の、三位一体のチームプレーだったのです。 神は、この小さな地球に最大の関心を持っておられます。それは、そこが贖いの舞台だからです。あなたの過去の嫌な出来事は消せませんが、そこにイエスの十字架の贖いを迎え入れるのです。事実は消せないけど、福音のレンズでそれを見る。委ねるとは、自分で守ることを辞め、代わりに神に責任を持ってもらうことです。そのあなたの決断を、神は天をあげて喜んでくださいます。「光あれ、すると光があった」の光を楽しむ人生、勝利の主とともに歩む人生を、ここからスタートしたいと思います。
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