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礼拝メッセージ

天と地と人間の創造
創世記1:26-31

神は僕たち人間を「あなた」と呼び、人格的交流の対象とされました。それが「神のかたち」の意味するところです。が、あなたは神を、モノあつかいをしていませんか。良い道具を捜すかのように、良い事だけをしてくれる神を捜すことを「偶像礼拝」と言います。 神をモノ扱いする人は、他人をもモノ扱いし、その人と問題が生じた時には、うざい!と切り捨てます。その問題を通して、愛をはぐくむ発想にはなりません。そんな人は、結局は自分も「モノ扱い」し、仕事の出来栄えで人生を判断します。でもそれが幸せを測る尺度でしょうか。 人生の目的は愛し合う関係を持つことです。神との、そして人との。神は人間を造られて「非常に良かった」と言われました。神を愛さないかもしれないこの人間に対して。ここに神の愛の覚悟があります。神は、混とんから、非常に良いものを生み出される方なのです。 僕らは様々な混乱を通ります。病気、失職、人間関係…。でもその中で非常に良いものを生み出す方、それが神様です。混乱以前より、さらに良い人間関係を生み出します。虚無から非常に良い世界を造り出した神が、今僕らの人生の中でそれをなそうとしておられます。だから試練の中でも絶望してはならないのです。