カテゴリー
礼拝メッセージ

人生の分水嶺
ヨハネ11:45-57

僕たちは、奇跡を見たら信じるのではないかとつい思います。でも聖書は、奇跡を見ても信じなかった人がたくさんいたことを伝えています。僕たちの信仰は、奇跡を見るか、人生がうまくいっているかには関係なく、みことばに応答することによってのみ生まれるものなのです。 そしてみことばによって与えられた信仰は、人生の中で「生きて働く主」を体験するとき、飛躍的に成長します。ああイエスは見ておられる。それも自分の非を責めるためではなく、自分が大きくそれないように守って下さっていると感じる時にです。そしてそれを伝えるには、牧師自身が生きて働く主を信じ、経験しているかが問われます。 まず牧師がそれに「アーメン、信じます」と応える。そして、その説教を聞き、死ななければならない存在である僕らと、神の子イエスが死んだという事実が切り結ぶとき、つまりキリストの死としっかり向き合うときに、僕らは初めて、「死からいのちへ」という峠に立つのです。