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礼拝メッセージ

クリスチャンとしての成熟・福音篇
マルコ1:9-11

僕たちは頑張ることを求められる世界にいます。その結果、頑張った末できなかった時には自信を失い、できた時には傲慢になります。それは決して「当然のこと」ではなく、僕たちが福音に生きていないことから来る残念な結果なのです。 「あなたはわたしの愛する子」という、天の父がひとり子イエスに掛けられたこの珠玉の言葉は、そのまま私たちへの言葉でもあります。でも、自分の働き、功績に頼るなら、この愛の言葉も僕たちの人生には響かなくなってしまいます。 悪いことを悔い改めるのは、ある意味簡単です。でも、いま必要なのは、自分のやっている「よいこと」が偶像化し、あたかも自分を自分たらしめている最も大切なもの!となってしまっている状況に気づき、これを悔い改めることなのです。 そして落ち込むことの多い僕たちが元気になる秘訣は、こんな罪深い僕らを愛し、僕たちに祝福の計画を用意している神を知ること。そして、その神の力は僕たちの弱さを通して完全に発揮されるという聖書の奥義を知ることなのです。