洪水の後、空にかかった虹の「契約」を、神は人間と結んでくださいました。でもこれは人間の結ぶcontractではなく、一方的な恵みの契約、covenantでした。ノアに対し、「もう滅ぼさない」という約束。何をしたからでもなく、何をするならでもない、無条件であなたを祝福するという、そんな誓いを神は立てられたのです。 虹が出ていても出ていなくても、今やそこに十字架が上書きされています。神が本気で差し出されたこの祝福を、僕らはどれほど本気で受け取っているでしょうか。僕らは自分の現実を見て、神の祝福はどうせこんなもんと、小さく見積もってしまっているところがあります。でも神は、ご自分の作品に、絶対悪いようにはされません。それは、その作品が好きで好きで仕方がないからです。 もっと大きな口を開けて、ポケットを広げて、大胆に求めましょう。そしてその祝福を頂きながら、これ以上ない祝福がすでに注がれていることを信じて、一歩踏み出す。その時、その祝福が現実になるんです。イエスの復活を通して、「賭け」に大勝ちされた神の勝利を、希望を、祝福を、愛された息子として分けてもらう・・・そんな素直な信仰者であることを、神は一番望んでおられます。
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