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礼拝メッセージ

バベルの塔
創世記11:1-9

バベルの塔は、為政者が人々の多様性を封じ込め、すべてをコントロールすることで、その建設は行われました。必要な人員を集め、一つの言語に統一したのです。しかし、神はそれを見過ごすことなく天から降りてこられ、セム、ハム、ヤフェテの時代の、多様な言語と文化に戻されました。どこに住んでもいい、どんな生き方をしてもいいという自由な状態にです。 ペンテコステでも、同じことが起きました。人々がその多様性を保ちながら、多くの言語を自由に使い、キリストの福音を語ったのです。何かと同じことを求める今の日本にはこの聖霊の働きが求められています。日本は不思議な国です。迫害ないのにキリスト教は1%以下。それも減り続けています。日本は聖霊によってはじめて、この天空の支配者サタンの呪縛から解放されるでしょう。 対人関係の問題も同じです。信頼できない人はいます。でも僕らはその人の中にある聖霊に信頼するのです。そのとき相手の人だけでなく信頼する自分も変えられて行く、これが聖霊のダイナミズムです。何をするでなく、そうして変えられ続けるあなたの存在が、周りを変えていきます。いつか感謝を持って見まわしたとき、あなたも周りも変わっていたということを発見するでしょう。