人生に向かい風はつきものです。が、その時、主が何をされているのかを僕らが想像することはほとんどありません。主はあなたのために祈っておられるのです。それでも解決できず、舟が進まないなら、イエスはその渦中にまで下りて来て下さいます。そして、「しっかりしなさい、わたしだ。恐れることはない」と声をかけてくださるのです。 それが「想像できない」とはどういうことか。それは、この直前に起こった5000人の給食の奇跡の証拠品、つまりかご一杯のパンが、まだこの舟に中に残っていたにもかかわらず、恵み深いイエスに思いが至らないということです。そんな僕らのために祈るイエス、渦中に来てくださるイエス、そして舟にまで乗って下さるイエスにです。僕らの心は、日ごろ、徹底的にふさがれていることを覚えたいと思います。 僕らは日常の向かい風の中で、まず「しっかりしなさい、わたしだ。」という主の声を、聞きたいと思ます。そしてこれを何度聞けるかです。もし一度でも聞けるなら、すぐに言いましょう。「私とともに、この向かい風の中に、とどまって下さい」と。主はあなたに、その人生の向かい風に立ち向かう術を必ず教えてくださいます。
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