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礼拝メッセージ

都市のビジョン
使徒8:1-8

2000年前、使徒たちは散らされた後、まず大都市に向かい、その後のパウロも一貫して都市伝道を行いました。それは都市で起こったことがそのまま周辺の地域に伝わるからです。「全世界に出て行って」というマルコの大宣教命令を達成するために必要なことは、まず都市を福音で満たすこと。これこそがTCCが今都心で求められている働きなのです。

都会では、この人だけは可能性なしと考えてしまうような人によく出くわしますが、神の子イエスは「言葉は人となって」と、まさに境界線を越えて僕らと同じ人間となり、十字架にかかるほどに愛してくれました。だから「自分で線を引くな」とイエスは言われます。イエスの福音は、僕らを謙遜にし、次の「境界線越え」も僕らにもチャレンジして来ます。

「あなたも変えられたじゃないか。それも善行や徳によってではなく、ただ恵みで救われたことを忘れたのか。だから出て行きなさい」と主は語られます。救われたのは救うため。TCCが、その主の命に応えて、世界宣教の第一歩として、都心の僕らの持ち場へと、神の働き場へと、勇気をもって出て行くことを願います。