イエスから十字架の死の予告を聞いて、弟子たちは落ち込みました。が、そんな弟子たちに、わたしが居なくなることはあなた方にとっては益だと言われる。それは、御霊が時と空間を超えて働く益、あなたがたの誤りを正す益、そしてあなたの人生をgive upしない人生にしてくれる益だとイエスは言われるのです。
もし今もイエスが生きてエルサレムに居られたら、僕らはイエスに会えなかったでしょう。エルサレムは常に大混雑し、たまに海外旅行されても、そう簡単には近寄れなかったでしょう。そうなる前にイエスは姿を消し、代わりに助け主なる聖霊を送られました。そしてその聖霊は「私はすでに世に勝った」というイエスの言葉を思い起こさせてくれるのです。
罪とは何か。それはイエスを信じないことです。つまりこの世は、神がご自分のひとり子を給うほどに愛しておられるのに、それを信じないこと。でももし神を信じないなら、あなたはもっと恐ろしいものに支配されえるよとイエスは言われます。それはこの世が神に敵対する力に覆われているからです。
イエスは父のものを全部持っておられます。そしてその全てを伝えるのが御霊です。これぞ三位一体の神のお働きであって、神の子イエスと真理の御霊がここで一つになってあなたに働くのです。だから僕らはgive upとは無縁だし「こんなはずではなかった」とほぞ噛むような人生の終わり方をすることは決してないのです。