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礼拝メッセージ

大いなる約束・たましいの安息
マタイ11:25-30

イエスは、「クリスチャンになるとは幼子のようになること」と何度も言っています。それはどんなことを言っているのでしょう。一つは自分が霊的に無力であることを認めることで、これは簡単なことではありません。自分のプライドをのみ込んで、「自分には恵みによる救いが必要です。自分は自分を救うことも、自分を取り戻すこともできません」と告白することだからです。そしてそれは最初に為さねばならないことです。

さらに、イエスの愛に完全に安住することも「幼子のようになること」の大切な部分です。子どもはどんな状況にあっても、自分は愛されていると確信しているからです。僕らは、自分がコントロールを失ったら、イエスにひどいことをされるんじゃないかと心配します。それを見越して「わたしは心優しくへりくだっている」と自己紹介されるのです。僕たちのために霊的な平安を捨て、いのちを投げ出して下さったお方。それゆえに、イエスは信頼に足るお方なのです。

しかしここで僕たちは、イエスのくびきにつながれていることを忘れてはいけません。クリスチャンになるということは、無償の救いを頂くと同時に、イエスの弟子になることだからです。もしあなたが教会に顔を出すだけで、聖書の教えに真剣に向き合わず、コミットしない教会生活を送るなら、あなたは弟子ではなく、この平安があなたの人生の隅々にまで入り込んでくることはありません。ですからこの機会に、共に学び成長する、本物のクリスチャンライフをスタートさせたいものです。