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礼拝メッセージ

大脱走
出エジプト14:11-31

ファラオは、元奴隷のイスラエル人を取り返すために戦車600両で追いかけてきました。そして「俺たちに仕えろ、さもなくば殺す」と叫びました。実は、僕たちが「自分はこのために生きる」と頑張っている、「これ」も、一歩間違うとそれと同じことを僕らに叫び始めるのです。

それは良い家庭だろうが、経済だろうが、キャリアだろうが、それのために頑張り、仕えてきたすべてのものが、ある時を境に僕らを支配してくるということです。そして、特にそれがうまくいかないとなると、殺しにかかるのです。僕らはそれから逃れなければならず、そのためには神の助けが必要なのです。

これは、あなたの才能を、自分の召使として使いたいか、それとも主人としたいかという問いでもあります。本来、しもべであるはずのこれらのものが、あなたの主人になってしまっていると気づいたら、それらに向かってこう言ってください。「あなたは私の安全ではない。私にはキリストがいる。あなたは私のために死ねないが、キリストは私のために死んだ」と。

主の聖餐はそのためにあるのです。主の受難を覚え、キリストの死を告げ知らせ、主の解放の御業をあなたの現実のものとしてください。そして自由な男女として生きるのです。自由をつかみましょう、主イエスをあなたの主人とすることで。