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礼拝メッセージ

私たちの祭司イエス
使徒6:1-7,7:54-60

キリスト教会が迫害されるだけの立場から、たった300年でローマ帝国の公認宗教に上り詰めたのは、1世紀の信徒たちが、みな祭司の精神にあふれていたからだと言われています。祭司の精神とは①貧しい人に心を配り、②深く同情的で、③驚くほど大胆で、④人々のために祈ることですが、あなたはどうでしょうか。

クリスチャンが人口の1%以下のこの日本において、クリスチャンであるあなたは選ばれた祭司です。昔の祭司は美しかったですが、あなたは神の前で自分が美しいことを知っているでしょうか。あなたは神の前に出て行くし、あなたは何も恐れなくていいのです。

もしあなたが自分を振り返って、大胆さや、本来持つべき同情心に問題があるとしたら、又祭司の持つ強さ、やさしさ、柔軟さがないとしたら、それはイエスがどのような方で、あなたが神に取ってどれほど美しく、輝いた存在であるかを見つめていないからです。

イエスの小さな笑顔は、世のすべての喜びを吹き飛ばします。その時あなたもステファノのように、「どんな喜びであっても、ネガティブな判決であっても、世がくれたり、人がくれたりするものを、今の私は必要としていない。世よ、お前が私を支配する力は何もない」と叫ぶことが出来るのではないでしょうか。