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礼拝メッセージ

聖霊の働きによる回心
使徒10:27-47

洗礼を受け、教会の会員となったとしても、その人の礼拝が変わらない限り、その人は変わりません。賛美とは、究極に何が大事かを認めた時に出てくるもので、回心は、神を心から賛美し、礼拝した時に起こります。たとえ道徳的になり、宗教的になったとしても、神の愛が自分の現実になっていない人は、回心したとは言えず、その本質は変わりません。

使徒の働きで異言が登場するのは、2章のペンテコステと、ペテロがコルネリウスを訪ねた10章だけ。ペテロはすでに教会の偉大は指導者でしたが、まだペンテコステを、福音を、その恵みを、実践していなかったのです。そしてその日ペテロの目の前で起こって小さなペンテコステは、「わが真理はどの文化も、どの言語をも凌駕する」という神の宣言でした。

世界は、戦争に突き進もうとしており、今や僕らクリスチャンが、人種を超え、言葉や文化を超えて、本当の福音の真理に生きるということはどういうことかが問われる時代です。この文化は好きじゃないと心の中で思っている対象が一つでもあるとしたら、それは聖霊に抵抗していることになります。

キリスト教は真実でないと無価値です。そしてペテロは真実だと言います。彼は「復活のイエスと飲み食いした」と言うのです。今問うべきは、キリスト教が真実かどうか。そして真実なら、それはあなたを回心させるでしょう。