GODISNOWHERE. をどう読むか。GOD IS NOW HERE(神は今ここに居られる)ともGOD IS NOWHERE(神はどこにも居られない)とも読めます。どっちに読んでも、世は変わらず存在します。僕たちの人生には、たとえ神が共にいて下さっても、つらいことがあります。つまり神はご利益(りやく)の神ではないのです。では神は何を下さるのか。
僕らはつい、他人と比較したり、自分の無力感に落ち込んだりしがちです。が、神は、そんな僕らにも「行け、あなたの力で」と言われます。僕らは「まだ若いです。弱いです。ダメです」と叫びますが、神は言います。「わたしはあなたが果たす分と、それをこなす力をすでにあなたに与えている」と。(ピリピ4:13参照)
神は僕らの思いもしない方法でその御心を成し遂げられます。神は僕らのために、そのいのちを投げ出されました。神は僕らに和解と赦しといのちを与えるために来られたのです。神はいつも僕たちの斜め上を行かれる方。その方を見上げ、御心を問いつつ、お従いしましょう。それが永遠のいのちに生きることだからです。(ヨハネ17:3)