王を説得する
使徒26:12-32

CSルイスは「栄光の重み」の中で、「この宇宙において、僕らはよそ者として扱われている感覚がある。だから認められたいし、何らかの反応が欲しい。この現実との間に横たわる深い溝を埋めたいという切望は、僕らの慰め様のない秘密の一部だ」と言っている。

福音が語っているのはこの解決であって、僕らが神を信じたとたん、罪がゆるされるだけではなく、僕らのこのホームレスのような、居場所のない感覚に対して、神が僕らを受け入れ、応答を得、認められ、僕らは物事の中心に歓迎されるのだ。この世界の中心において頂いている感覚こそが、僕らの最大の安心感なのだ。

その時、神は「あなたはわたしの一部だ」と言ってくださる。危急存亡の裁判においてさえ、パウロが大胆に王を説得できたのは、福音を信じ、自分には永遠の居場所があると知っていたから。だから何も恐れない。一旦それが自分のものと分かると、世間の目など気にしなくなるのだ。