神から逃げて
ヨナ1:1-10

ヨナは主の命令を聞かず、船で逃げ、船底で「死の眠り」につきます。それは神からの逃避がもたらす昏睡でした。罪とは、ルール違反をすることではなく、神との関係性を断ち、神抜きのアイデンティティーに生きようとすることです。その時あなたの中心に神は居らず、他のものがいます。そしてその「何ものか」があなたのアイデンティティーをつくりますが、そこには絶望しかなく、その絶望こそが罪なのです。

ヨナが恐れたのは、ニネベの人たちが、伝道しても信じずに彼を殺すことではなく、逆に悔い改めて改宗することでした。彼にとっての人生の意味は、神を喜ばすことではなく、北イスラエルの繁栄にありました。自分の中心に神を置かない者は皆「死に至る病」にかかります。そしてこの病からの脱却の唯一の方法が、アイデンティティーの変革なのです。

この変革は自分で変わろうと思っても起こりませんが、イエスが僕らのために何をしてくださったかを知った時、初めてあなたのアイデンティティーは変化し始めます。「イエスが死ぬしかなかったほどに自分は罪深い。しかし、イエスが進んで死なれたほどに自分は愛され、価値あるものと見られている」と、これが「死に至る病」の唯一の治療法なのです。なんと素晴らしい治療法でしょうか。