多くの人が「永遠のいのちを受け継ぐ人とはどのような人か」を知りたがります。お金を持っている人でしょうか。神様の戒めを守っている人でしょうか。宗教の指導者でしょうか。マルコ10:17-22の青年もその一人でした。彼は自分では、神の戒めをきっちり守って生きているつもりでした。が、ある時何かが足りないことに気づき、イエスの前にひざまずいて、その質問をします。イエスはこの青年にどう答えられたのでしょうか。
まずイエスはどのようなお方でしょうか。実際イエスは良い先生であるだけでなく、完璧な、永遠なる神でいらっしゃいます。そのイエスが、私達がまだ罪びとであったときに天の御座を離れ、人間と同じ姿を取り、十字架にかかり、私たちの罪のためにいのちを捨てられました。ですから、このイエスを信じ受け入れる時、全ての人は、罪から救い出され、永遠のいのちを頂き、このイエスの完全さに憩うことができるのです。
イエスは、ご自分のことが好きなだけの、いわゆる「ファン」を求めてはおられません。イエスはご自分に完全に頼り、従う人、つまりご自分の「フォロワー」を求めておられます。ところで、あなたを主から遠ざけ、主に従うことを妨げるものは、何でしょう?お金でしょうか。名声でしょうか。プライドでしょうか。恋愛でしょうか。愛するイエスとの関係を深めるため、そういった主に従うことを妨げるものを一つずつ捨て去り、福音に生きる人生を目指そうではありませんか。