イエスはペテロに対し、あなたをこれから岩と呼ぶ。その上に教会を建てると言われました。一方、イエスは皆に捨てられた石となりました(第二ペテロ2章)が、これにはペテロも入っています。つまり皆が、イエスと一緒にいてもメリットがないと考え、捨てたのです。
イエスは「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」と神に向かって叫びます。すなわち、イエスは神にも捨てられたのです。しかし神はイエスを見捨てず、イエスは復活します(使徒2:31-32)。これは、約束は真実であることを我々が確認するためでした。
イエスは復活後、3度「私を愛しますか?」とペテロに聞き、「私の羊を飼いなさい」「私に従いなさい」と命じます。これはもう一度やり直しなさいという意味で、これを通してペテロは教会の真の土台となったのです。
イエスは、ご自分をかしら石と呼び、その上で「この石の上にあなたは落ちる」「この石が落ちる」と2つの預言をペテロに語ります。1つ目は、あなたは落ちて粉々にされ、悔い改めて罪贖われ、最後に、粉々のコンクリートが岩となるように土台となるということ。2つ目は、もしイエスがその上に落ちるなら、その人はさばかれ粉々になると。しかし幸いなことに前者の預言だけが成就したのです。
あなたの人生には2つの素晴らしいことが起こります。それは、捨てられた石に信頼する者は決して失望しないこと(Ⅰペテロ2:6)。これはつり革のような言葉で、たとえ大水が来ようと、それにぶら下がって難を逃れることが出来るのです。だから決して放してはいけません。もう一つは、あなたがたは選ばれた種族であり、あなたはとりなし祈る役目をもつ(Ⅰペテロ2:9)と。これこそがあなたに与えられた新しいアイデンティティーなのです。
