キリストの最初の試練
ルカ2:34-35,4:1-13
「よい生き方は、よい人生をもたらす」と僕らは考えがちですが、これは違います。イエスは真実のみを語り、正しく生きたにもかかわらず、人間的には最悪の人生だったからです。人生は戦いです。そして戦いの前線は、サタンの王国とイエス …
「よい生き方は、よい人生をもたらす」と僕らは考えがちですが、これは違います。イエスは真実のみを語り、正しく生きたにもかかわらず、人間的には最悪の人生だったからです。人生は戦いです。そして戦いの前線は、サタンの王国とイエス …
イザヤ書には3つの出エジプトが描かれており、それらはモーセの出エジプト、クロス王によるバビロン捕囚のから帰還、およびイエスキリストの十字架でした。イザヤの時代、すでに起こったのは第一の出エジプトのみで、「荒野に道を設ける …
「キリストは、聖書にあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られ、三日目によみがえられたこと」とあるように、パウロはまずイエスの死について語り、その後で復活を語ります。「死んで蘇った」と。つまり、復活はどこ …
詩篇2:7「あなたはわたしの子」は神の宣言です。古代社会においては、息子は父のすべてを引き継ぎます。皇帝の子は皇帝、地方行政官の息子は、放っておいても地方行政官になるわけです。父の地位、父の身分、父の富、父の財産はすべて …
「神を信じたいがむずかしい。そのための確かな論拠がほしい」という話をよく聞きます。が、神は完ぺきな論拠ではなく、完ぺきな人を与えられました。それがイエス・キリストです。イエスは議論の余地のないお方で、ご自身について語られ …
紀元410年のローマ帝国滅亡は、当時のクリスチャンにとって耐えがたい出来事でした。ローマはすでにキリスト教国でしたから、「神は自分らを見捨てた」とパニックになりました。が、それは、永遠の都(当時ローマ帝国は自らを「永遠の …
ヨナの怒りは、自分はいい人間という思から来ていました。神はなぜあいつらを罰しないのかと。道徳主義のこわさはここにあります。「よい人」の心に悪の芽生える姿を、聖書ははっきり描きます。イエスに暴力をふるう人間は、みな人から尊 …
「新しい歌」のポイントはnew heart。コリント書の「だれでもキリストの内にあるなら新しくされている」もそれを言っている。日ごとに新しくされ、毎日を賛美の内に過ごすことが福音のメッセージなのだ。 人への最高のプレゼン …
ゲッセマネで、ある青年が捕まりそうになって「たった一枚の亜麻布を脱ぎ捨てて、裸で逃げた」(マルコ14:52)とあります。これはおそらく筆者のマルコ自身のこと。でも彼はなぜこの話を、福音書に盛り込んだのでしょうか。 さらに …
ボートを漕いでいて、水面から4m突き出た岩に衝突しそうになった時、僕らの祈りは2通りあります。ひとつは「主よ、岩を取り除いでください」で、もう一つは「主よ、御心なら、水位をもう5mかさあげしてください」です。どちらも良い …