夫・下村明矢(あきや)の場合
1983年大学卒業後、伊藤忠商事に入社、得意の中国語を活かし、北京・上海合計14年間、駐在しました。駐在員家族を中心とした上海での日本人集会(教会)の役員として仕える中、自宅を礼拝場所の1つとして開放し、そこで神さまのダイナミックな働きを見せて頂きました。クリスチャンオーナー企業に転職後、2008年夏「出ていきなさい」と主に語られ、「あなたを祝福の基とする」(創世記12:3)との御約束を握って帰国しました。2011年JTJ卒業後、東京御茶ノ水で、ビジネスマン向け伝道集会を主宰する中、牧会への思いと共に、「わたしがあなたを遣わす」(出エジプト3:12)の聖書の言葉により、夫婦で献身に導かれ、2014年聖契神学校に入学しました。
日本のビジネスマンが変われば、日本が変わり、世界が変わります。この幻を胸に、主の遣わしに応答し、主の歩まれるあとを素直に従いたいと思います。
妻・下村羽妙(はたえ)の場合
「イエス様が弟子たちを二人ずつ遣わされた。」(マルコ6:7)イエス様は多様性を用いられる方、私たちも夫婦で遣わされたいと神学校に入学しました。卒業後の進路について、牧師がいない教会が増える中、新たに教会を生み出す「都心伝道」は現実的ではなく、夫婦の思いはなかなか一致しませんでした。そんな中、神さまは湾岸地域に乱立する高層マンションとその間に小学校の看板を見せ、都心のイメージを大きく変えて下さいました。都心はもはや人が住む場所なんだ。急速に開発された地域に教会はほとんどなく、神さまが探しておられる方がたくさんいるように思わされました。振り返ると私自身、幼稚園で聖書のお話を聞き、大人になって再び教会に導かれ、神さまのもとに戻して頂きました。諦めることなく、探し続けて下さったそのご愛にお応えし、神さまの働きに参与させて頂きたく思っています。いつも共にいて下さる神さまへの信頼を堅くしてゆくことができますよう、お祈り下さい。