神の王国①イエスへの応答
ルカ23:32-56

「もしそれを与えてくれるなら、私はあなたに従います」の祈り、この「AならBします」の構文において、あなたの目的はAであり、Bは手段。Aはあなたの「神」なのだ。従い、「あなたが『この神』に私を仕えさせてくれるなら、私はあな …

パラドックスの王
ルカ19:28-40,45-48

王は今も必要とされています。僕らは本当の王に戴冠したいのです。それは僕らが、創世記3章の「王の喪失と回復の予告」以来、その記憶の痕跡を心の中に持っているからです。正しい食糧がないとつい毒をむさぼるのと同じく、王なき世界で …

仕事と休息
ルカ6:1-11

今の時代の仕事は、複雑で不安定、かつそこには成果が求められ、その上テクノロジーの進歩によってどこまでも追いかけて来ます。だからすべての人は過労状態にあります。一方安息日は、数千年前から存在する、我々をこの「疲れ」から脱却 …

赦し
ルカ17:3-19

「赦しの生活をせよ」と言われ、弟子たちは「そんな信仰は与えられていません」と応えました。その弟子たちにイエスは、「何か悪い事をされたら、まず自分自身に気を付けよ」と言うのです。それは、赦さないまま、いやな出来事を放置する …

お金
ルカ12:13-34

「貪欲」は、お金が原因で生じる病気だけれど、お金を持たない人もかかります。かつ、ほとんどの場合、知らずにそれにかかっている。つまり他人の病状は見えても、自分のことはわからないのです。だからお金に関しては、自分の確信を疑い …

祈り
ルカ10:38-11:13

「足元に座る」は当時、ラビの弟子になることを意味しましたが、マリアはイエスにそれをしたのです。マリアの奉仕の核心は個人的な関係にありましたが、マルタは常に過労といらだちの中にいました。それは「イエスのため」から始まったこ …

一つ欠けている
ルカ9:23, マルコ10:17-22

多くの人が「永遠のいのちを受け継ぐ人とはどのような人か」を知りたがります。お金を持っている人でしょうか。神様の戒めを守っている人でしょうか。宗教の指導者でしょうか。マルコ10:17-22の青年もその一人でした。彼は自分で …

隣人
ルカ10:25-37

僕らが良きサマリア人のように、周りの人に対して「隣人」となる動機は、2種類考えられます。ひとつは良心や罪悪感から来るもの。もう一つは驚きから来るものです。前者は、不十分な方法で、あなたを遠くへは連れて行ってくれません。し …