主の光に引き上げられて
ヨハネ12:27-36

私たちは人生において、自分自身に幻滅することがどれほど多いかと思います。それは、世的な基準で評価した結果が悪かったり、他の人と比べて見劣りしたり、理想としていた基準に達せずそのギャップに苦しんでという場合がほとんどです。 …

一粒の麦の恵み
ヨハネ12:20-26

昨年の東京オリンピックでは多くのゴールドメダリストの勇姿が報じられ、まさに栄光のラッシュでした。本領を発揮し人生の頂点に立った人たちの笑顔は、今も目に焼き付いています。イエスもここで「人の子が栄光を受ける時が来た」を言わ …

しゅろの聖日・まことの主イエス
ヨハネ12:12-19

しゅろの主日は、イエスキリストがエルサレムにロバに乗って入城された日曜日のことです。群衆は「ホサナ!今お救い下さい」と歓呼の声をあげました。が、その5日後には、この同じイエスを十字架にかけて殺すのです。これらすべてをご存 …

ナルドの香油の放つ香り
ヨハネ12:1-11

あなたには未来に対する計画がありますか?友達はいますか?デボーションが義務になっていませんか?この3つにネガティブだと、ユダの罪に走る可能性があるし、最後は燃え尽きる可能性すらあると、「牧師のレジリエンス」という本を書い …

世界で初めのクリスマス
マタイ1:18-2:12、ルカ2:6-20

皆さんはヨセフの立場で処女降誕をとらえたことがあるでしょうか。おなかの子は神の子だと夢の中で天使に告げられても、それだけで100%納得がいくでしょうか。「俺はただのお人よしで、世界一の大バカ者かもしれん。」そんな疑問を打 …

クリスチャンとしての成熟・変容篇
ピリピ2:5-11

キリストの受肉は奇跡中の奇跡です。それは、陶器師が、陶器になられたということ。それも壊されるために。この神の「変容」が分かった時、僕たちも初めてキリストに似た者として変えられて行くのです。 ダビデは主の箱が戻ったことを喜 …

クリスチャンとしての成熟・福音篇
マルコ1:9-11

僕たちは頑張ることを求められる世界にいます。その結果、頑張った末できなかった時には自信を失い、できた時には傲慢になります。それは決して「当然のこと」ではなく、僕たちが福音に生きていないことから来る残念な結果なのです。 「 …

ラザロよ、出て来なさい
ヨハネ11:38-46

日本人も、ギリシア人も、世界のもとの状態は死んだもので、そこには命はなく、無だったと考えます。命はその上に一瞬咲いたあだ花みたいなもの、だから最後は死に帰ると考えるのです。でも聖書はまったく逆のことを言います。初めにある …