イエスの真実の物語
ルカ1:1-4,24:18-27

「神を信じたいがむずかしい。そのための確かな論拠がほしい」という話をよく聞きます。が、神は完ぺきな論拠ではなく、完ぺきな人を与えられました。それがイエス・キリストです。イエスは議論の余地のないお方で、ご自身について語られ …

あの大いなる都を愛せよとの神の御心
ヨナ4:1-11

紀元410年のローマ帝国滅亡は、当時のクリスチャンにとって耐えがたい出来事でした。ローマはすでにキリスト教国でしたから、「神は自分らを見捨てた」とパニックになりました。が、それは、永遠の都(当時ローマ帝国は自らを「永遠の …

彼らに暴力を放棄させよう
ヨナ3:1-4:5

ヨナの怒りは、自分はいい人間という思から来ていました。神はなぜあいつらを罰しないのかと。道徳主義のこわさはここにあります。「よい人」の心に悪の芽生える姿を、聖書ははっきり描きます。イエスに暴力をふるう人間は、みな人から尊 …

ある青年の経験
(野口恭一師)
マルコ14:43-52

ゲッセマネで、ある青年が捕まりそうになって「たった一枚の亜麻布を脱ぎ捨てて、裸で逃げた」(マルコ14:52)とあります。これはおそらく筆者のマルコ自身のこと。でも彼はなぜこの話を、福音書に盛り込んだのでしょうか。 さらに …

神から逃げて
ヨナ1:1-10

ヨナは主の命令を聞かず、船で逃げ、船底で「死の眠り」につきます。それは神からの逃避がもたらす昏睡でした。罪とは、ルール違反をすることではなく、神との関係性を断ち、神抜きのアイデンティティーに生きようとすることです。その時 …

初めより悪くなる
(野口恭一師)
マタイ12:43-50

映画「幸福の黄色いハンカチ」の主人公高倉健は不器用な男で、ある日かっとなって人を殺め、6年服役することとなる。その間、「こんな男とは別れて新しい生活を始めてほしい」と妻・倍賞千恵子に手紙を送るが、「しかしもし待っていてく …

よい人生の仕上げ方
使徒28:30-31、Ⅱテモテ4:6-22

パウロは「人生は闘いだ」と言います。それは、内に曲がろうとする性質、自分のために相手を利用する人間本来の考え方との闘いを、僕たちは続ける必要があるということ。これをしないと、あなたはどんどん小さくなっていくのです。 次に …