人生の2つの恵み/ヨセフの生涯の祝福
(滝田新二師)
創世記41:46-52
ヨセフの長男の名は「忘却」を意味するマナセ。私たちには忘れてしまいたい過去がある。が、イエスはそのつらさを十字架に元に下ろせと言われる。それは簡単なことではない。だから、「主よ、私はあの人を赦せないのです」という祈りから …
ヨセフの長男の名は「忘却」を意味するマナセ。私たちには忘れてしまいたい過去がある。が、イエスはそのつらさを十字架に元に下ろせと言われる。それは簡単なことではない。だから、「主よ、私はあの人を赦せないのです」という祈りから …
神は私たち人間を、神のかたちとして創造された。それゆえに私たちを愛し、また世界を管理する仕事をお任せになった。エデンの園のものは何を食べてもよかった。が、ただ一つのルールがあり、それは善悪の知識の木の実だけは食べてはなら …
僕らは困難に出会った時、自分にもっと強い信仰があったらと思います。が、神はそこまで求めておられないどころか、神はその困難・苦しみを、丸ごと抱きしめてくださっている・・・それを知ることが信仰です。そして、その渦中にあっても …
僕らはある程度のポジションを獲得すると、「この組織は自分無しでは回らない」と誤解し、横柄になってしまうことがあります。懐妊後のハガルがそれでした。大エジプトから都落ちし、不本意なヘブル人の奴隷をさせられてきたハガルは、そ …
アブラハムは神のことばを疑いました。それどころか失望と落胆のどん底にいて、顔を上げることすらできない状態でした。神は自分に子孫を与えるとは言われるけど、自分はもう歳だし、妻はもともと不妊だし、今さら子どもなど授かるはずが …
アブラハムは、北の王の攻撃を受けて誘拐されたロトたちを救出しますが、その帰り道、メルキゼデクという不思議な祭司から神の祝福を受けます。アブラハムは、自分の成功が神によるものだということは知っていました。が、いよいよ、その …
アブラハムはエジプトで、妻のサラを自分の妹と偽ってエジプト人に進呈するという、大変な間違いを犯しました。それは恐れから出た失敗でした。その時彼は、神の守りというものが分からなくなってしまっていたのです。その後アブラハムが …
召し、コーリングを受けるとは、神からの促しを受けること。そして心が変えられること。ただこれはあくまで「促し」であって強制ではありません。だから逆らうこともできるのです。でもそれは神があなたを祝福したくて、そのためにあなた …
バベルの塔は、為政者が人々の多様性を封じ込め、すべてをコントロールすることで、その建設は行われました。必要な人員を集め、一つの言語に統一したのです。しかし、神はそれを見過ごすことなく天から降りてこられ、セム、ハム、ヤフェ …
洪水の後、空にかかった虹の「契約」を、神は人間と結んでくださいました。でもこれは人間の結ぶcontractではなく、一方的な恵みの契約、covenantでした。ノアに対し、「もう滅ぼさない」という約束。何をしたからでもな …