赦し
ルカ17:3-19
「赦しの生活をせよ」と言われ、弟子たちは「そんな信仰は与えられていません」と応えました。その弟子たちにイエスは、「何か悪い事をされたら、まず自分自身に気を付けよ」と言うのです。それは、赦さないまま、いやな出来事を放置する …
「赦しの生活をせよ」と言われ、弟子たちは「そんな信仰は与えられていません」と応えました。その弟子たちにイエスは、「何か悪い事をされたら、まず自分自身に気を付けよ」と言うのです。それは、赦さないまま、いやな出来事を放置する …
「貪欲」は、お金が原因で生じる病気だけれど、お金を持たない人もかかります。かつ、ほとんどの場合、知らずにそれにかかっている。つまり他人の病状は見えても、自分のことはわからないのです。だからお金に関しては、自分の確信を疑い …
「足元に座る」は当時、ラビの弟子になることを意味しましたが、マリアはイエスにそれをしたのです。マリアの奉仕の核心は個人的な関係にありましたが、マルタは常に過労といらだちの中にいました。それは「イエスのため」から始まったこ …
多くの人が「永遠のいのちを受け継ぐ人とはどのような人か」を知りたがります。お金を持っている人でしょうか。神様の戒めを守っている人でしょうか。宗教の指導者でしょうか。マルコ10:17-22の青年もその一人でした。彼は自分で …
僕らが良きサマリア人のように、周りの人に対して「隣人」となる動機は、2種類考えられます。ひとつは良心や罪悪感から来るもの。もう一つは驚きから来るものです。前者は、不十分な方法で、あなたを遠くへは連れて行ってくれません。し …
サタンが天から稲妻のように落ちるのを見たと言うイエスは、世界の基が据えられる前から存在する、創造主なる神の第二位格。福音は、この方が人となって来られたというニュースであり、まさに神の国が近づいた大事件でした。イエスは、こ …
「従います。しかし今は別のことが優先です」は違う。弟子にとってはイエスが第一であり、最優先でなければならない。さもないとあなたの心は霊的な死に体だとイエスは言う。イエスは誰でイエスが何をなさったかはもう知っているが、イエ …
ペテロは変貌山の直前に「イエスはメシア」と信仰告白をし、イエスに「その通り」と言われました。このあとシナイ山で見たイエスの変容を通して、ペテロはこの「メシアなるイエス」を存在論的に知ることになるのです。 イエスを主と信じ …
宗教指導者たちは「この百人隊長は助けるにふさわしい良い人だ」と言ったが、それは彼らの行為義認の信仰をあらわしていた。一方で百人隊長は、自分の大切なしもべが死にかけて初めてイエスを呼んだが、その時「自分はあなたと同じ部屋に …
人間の共同体がこれまで失敗してきた理由は、そもそも人間と神がうまく行ってなかったことにある。もしそれがうまく行くなら、全ての関係が回復するのだ。イエスは新しいコミュニティーを作ると約束された。人間はもともとコミュニティー …