迷子のメーコ・たった一人のために
(山田真佐子師、山田豊師)
ルカ15:4-7

江戸時代の武士、原主水(はら・もんど)は、キリシタン禁令の中で伝道したことのゆえに火あぶりとなったが、その子孫が銀座に十字屋という文書店を開き、それがのちに原女学院となった。女子学院の前身だ。そんな歴史を調べる中で都心で …

闇に勝つために
ヨハネ13:21-30、ルカ10:30-37

リーダーは孤独だという言葉があります。リーダーになって「答えを出さないとだめ」となると、とたんに力が入ります。こだわりも出て来るし、ついそれを愛より優先してしまいます。僕らはどこか、トップよりナンバー2の方が楽だという思 …

エマオの弟子たちの見た復活の光
ルカ24:13-33

エマオの弟子たちは、世事に疎い一人の旅人に出会い、ここ数日のエルサレムであった出来事を説明したところ、この旅人は「鈍いのはあなたたちだ」と切り返します。「人のせいにするのでなく、自分の心に目を向けろ。落ち込みの原因は、あ …

世界で初めのクリスマス
マタイ1:18-2:12、ルカ2:6-20

皆さんはヨセフの立場で処女降誕をとらえたことがあるでしょうか。おなかの子は神の子だと夢の中で天使に告げられても、それだけで100%納得がいくでしょうか。「俺はただのお人よしで、世界一の大バカ者かもしれん。」そんな疑問を打 …

聖書は啓示の書
ルカ24:13-33、ヨハネ5:39

僕らの人生は、なんと望みのない、打ちひしがれることの多い人生かと思います。僕らは弱い存在です。なぜならもとは地の塵だったと聖書に書かれているからです。でも問題は、僕らがその「過去」に生きるのか、それともすでに復活したイエ …

十字架に見る教会と希望
ルカ23:32-43,46、ヨハネ19:25-27

十字架のイエスとその両脇の二人の泥棒。実はこれが「最初の教会」という説があります。死に直面してイエスと結び付けられている罪びとの集団が「教会」だからです。泥棒の一人はイエスとの会話の中で自分の罪を悟り、またまことの神を知 …

祈りをあきらめない
ルカ18:1-8

やもめの女性は、不正の裁判官に、今不当な扱いを受けているから正しいさばきをしてほしいとしつこく迫ります。イエスはこれを指して、これがクリスチャンの祈りに対して本来あるべき態度だと言います。なぜならこのしつこさは、「裁判官 …