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礼拝メッセージ

御霊の本当のしるし・・・平和
ピリピ4:4-12

神の平和とは、否定的な考えを追い出すことではない。事実を直視する中で、考え、感謝し、愛すること。まず考えるのだ。将来が約束されているのに不安なのは、考えていないから。感謝をもって祈れとパウロは言う。結果が出る前にどうして感謝できるのか。神はすべての素材を使って見事な手織りカーペットを造られる方。だから先取りの感謝が可能なのだ。十字架の結末は、どうしようもないことに見えても、それを通して神はあなたをこの上ないすばらしいことに導くという良い例である。

満足した人生を営む方法は、間違ったものを愛さないこと。成功や家族は、あなたのコントロール外。逆に、既に達成した自分を愛する。そして変化するものではなく不変のものを愛する。平和の秘訣は、神から受けるものを愛するのではなく、神ご自身を愛すること。神以外のものを愛するなら、あなたの人生は砂と泥を巻き上げる人生となる。イエスは十字架上で、計り知れない落ち着きのなさを経験され、全ての罰がイエスの上に下った。その傷ついたイエスをいとおしく思う時、それが自分の傷を癒し、平和を与えてくれるのだ。

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人間に対する最高の評価
ピリピ2:13、詩篇14:1-7

僕たちは、自分の人生に於いて何か大きなことをしたいと願います。それをambition、野心と言います。特に青年時代のそれは強烈です。その根っこは、自分がいい思いをしたい、勝ちたい、あいつの上に立ちたい、支配したいという間違った思いです。でもその求めるところが信仰の中に入れられる時、だんだん聖別され、個性的な要求が進化して、最後はいい形で成就する。これがヨセフをはじめとするクリスチャンの人生物語です。 そのためには、まず個性に生きることです。神が、小さな声で、志を立てさせ、それをなさしめる(ピリピ2:13)、その中であなたの個性が伸びていきます。これが分かると、ねたみというものがなくなります。自分には自分の使命があり、生き方がある。自分の個性がはっきりしていて、それを神に完成していただく。それが分かっているなら、他人の個性をうらやむなんてことにはならないわけです。 青年のみなさん。みなさんの理想、野心…それはあなたの個性の発露です。それは神の下さったものだから間違いなくいいもの。それを消さないこと、大事にすることです。それが、悲しみ、苦しみ、涙、いろんなことを通して、大小さまざまな挫折を100回以上繰り返し、きよめられ、予想もしなかった大いなることのために用いられる。これがクリスチャンの歩みです。これがイエスを信じる信仰者の人生です。なんかワクワクしてきませんか。

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クリスチャンとしての成熟・変容篇
ピリピ2:5-11

キリストの受肉は奇跡中の奇跡です。それは、陶器師が、陶器になられたということ。それも壊されるために。この神の「変容」が分かった時、僕たちも初めてキリストに似た者として変えられて行くのです。 ダビデは主の箱が戻ったことを喜んで、「力の限り跳ね回った」と聖書にあります。よほどうれしかったのでしょう。ところが妻のミカルはそれをみてダビデを蔑んだと。ミカルは、自分の夫に、部下たちの手前、もっと王らしく、堂々とふるまってほしかったのです。 僕たちは、周りの人が喜ぶようにと自分らしさを殺してしまうことがあります。それはミカルの世界です。でもダビデは、人が何と思おうが、自分の踊りで主を賛美しました。僕たちも、人まねではなく、神が造られた自分を100%発揮して全身全霊で神を賛美したいと思います。 職場のパワー、ステータスは、神がご自身の愛を運ぶためのツールとしてあなたに託されたものです。そしてあなたの周りの多くの涙を癒すため「それを貸してほしい」と、今神は言っておられます。「はい」と応答するとき、あなたは職場において神を賛美する者へと変えられます。