今週のみことば(9月第3週)
使徒9:1-20
「イエスの復活による回心」
もともと不幸で落ち着きのない男だったパウロが、あの日を境に不動の人間に変えられたわけですが、そのことが起こった第一の理由が、「自分の思い通りにならない神」との出会いでした。それまで彼の信じて来た神は、パウロ好みの神。しかしそれは現実の神とは違うのだという気づきがイエスとの遭遇で与えられ、その突破口となったのです。こういう神なら信じたいとあなたが思う神は、あなたを変えることは決してできません。
次に、3日間パウロの目が見えなくなったのは、物理的な光が目に当たったからで、その証人となったのが、ダマスコ遠征に同行したユダヤ人たちでした。また「復活のイエスは五百人と一時に出会った」との記述は、出会いの32年後に手紙に書かれましたが、この五百人はその時まだ生きており、もしそれが作り話だったら、そんなことは書けなかったはずです。この「客観的かつ頑固な事実」がサウロ回心の2つ目の理由です。
またパウロはイエスに「あなたは誰か?」と聞き、イエスは「わたしはあなたが迫害している者だ」と答えられます。パウロはこの言葉から、クリスチャンになるとはどういうことかを考えたのです。「わたしと民はひとつであり、クリスチャンが傷つく時はわたしも傷つく」とイエスは語ります。これは僕らクリスチャンの、苦しみに対するとんでもないリソースです。これぞ「苦しみの敗北」であり、復活はこの苦しみを完全に打ち砕く教えなのです。
今週の予定
- 今週のバイブルスタディーは9/18(水)、まず夜7時から夕食@TCC(食事は基本持参です)、そのあと8時から9時半までリアルとzoomのハイブリッドで行います。zoom参加される方は コンタクトフォーム で入室方法をお問い合わせください。
日曜礼拝のご案内
- 朝11時から第一礼拝、夕方5時半から第二礼拝の、2回礼拝を毎聖日持っています。
お祈りください
- TCCに与えられた会堂が、ふさわしく用いられますように。
- 9月にスタートした聖日の2回礼拝が今後も守られますように。
- こころとからだに痛みを覚える方が速やかに癒され、あらゆる困難に直面している方々に、平安と助けが与えられますように。
- 結婚を願う若い兄弟姉妹に、イエスの愛を軸に一歩踏み出す勇気が与えられますように。
- イスラエル、ウクライナの戦争が止み、世界に平和が訪れますように。