僕たちの人生には、あの事さえなかったらということがたくさんあります。失敗、挫折、そして人と比べてどう考えても自分に足りないもの、欠点、欠陥、適性不足・・・。神は愛、全知全能と言われても、自分に関してはそれが感じられず、「すべてのことを働かせて益とする」と聖書は言うけど、「どこが?」という思いに、ついなってしまいます。 しかし人生はドラマです。すべてのドラマはダメだったものが回復するという筋書き。パラリンピックが感動的なのは、その回復、復活の物語がすべての選手にあるからです。聖書は、その回復のドラマの最たるもの。素晴らしく造られた人類が罪によってダメになった。そこにイエスキリストの十字架の贖いあり、もとの状態よりもさらに良いものに、人間もこの世界も変えられていく。これが聖書の示す人類の物語です。 イエスは「わたしの羊をわたしから奪い去る者はいない」と言われました。「あなたに預けたspecial giftを以て、わたしと一緒にあなたの物語を完成させよう。わたしは死から復活し、この世に勝利した。このわたしを信じなさい。」と言われます。イエスの群れに属する羊は真の牧者の声を聞きわけます。逆にそれ以外の群れの羊にとっては、それは愚かなことだとも。さて僕たちはどちらでしょうか。
カテゴリー