福音の流れをせき止めない
創世記45:16-46:7

ヨセフは幼いときは、実に嫌な少年でした。しかし、多くの苦労を経て謙遜な人柄に変えられ、その謙遜さゆえにファラオの好意を得、今度はファラオの決断によってヤコブ家の一族はエジプトに迎えられるのです。それに先立って兄たちの悔い …

真のとりなし手として
創世記44:18-34

ユダは、イスラエル民族を救うために、ベニヤミンの全責任を自分が取ると、父ヤコブに宣言します。そしてベニヤミンが「銀の杯事件」で牢屋に入れられかけた時、彼は自分がその身代わりになることをヨセフに申し出ます。この自分を差し出 …

神の栄光のストーリー
創世記42:1-38,43:1-15

ヤコブは、ベニヤミンだけは失いたくなかったから、息子たちにエジプトに食料を買いに行くよう命じながらも、愛妻ラケルの子ベニヤミンだけは連れて行くなと言います。が、一家の救いのためにこのベニヤミンを手放すことを決断した時、歴 …

試練の中にある神の導き
創世記37,39,40章

ヨセフは父ヤコブの人間的な愛情の上に間違ったアイデンティティーを築き、高慢に育ちました。そして、しなくていい「夢の報告」までし、いよいよ兄たちに憎まれます。夢を見ることはいいこと。でも、将来神の器として用いられ、その夢を …

聖霊の働き4,5,6」
ヨハネ14:16-19、ローマ8:13-17

神は、全宇宙の所有者、兼支配者です。信じる私たちは、この神の子とされ、イエスと並ぶ共同相続人とされています。でもその前提が「苦難も共にする」ということ。十字架が無ければ冠もない。神の子とはそういうものなのです。あなたは、 …

聖霊の働き1,2,3」
使徒2:1-4、ヨハネ16:13-14

『聖霊がなければ「イエスは主」とは告白できない』(Ⅰコリント12:3)とありますが、この「告白」は、口と心が一致した発言を意味します。かつ当時はキリスト教迫害の嵐が吹き荒れ、ローマ人は「カイザルは主」を合言葉とし、それに …

信仰という冒険Ⅱ
マタイ14:25-33

黙想などというと特別な事のように思われるかもしれませんが、それは何かを繰り返し考えること。そして心の中でそれがぐつぐつ煮えていくことを言います。聖書の黙想を言うとき大切なのは、ある節を繰り返すうちに心の中で何が起こるか。 …

信仰という冒険
マタイ14:25-33

ペテロはイエスの「来なさい」ということばに応えて、舟を降り、水の上に出ました。これは、まず召命がありその応答としての行為だったと言えます。さて、あなたの仕事に神の召しはあるでしょうか。職業は普通、自分のために自分で始め、 …

聖書は啓示の書
ルカ24:13-33、ヨハネ5:39

僕らの人生は、なんと望みのない、打ちひしがれることの多い人生かと思います。僕らは弱い存在です。なぜならもとは地の塵だったと聖書に書かれているからです。でも問題は、僕らがその「過去」に生きるのか、それともすでに復活したイエ …