恩寵とお金
使徒4:32-37

紀元1世紀のクリスチャンが周りに衝撃を与えたのは、彼らのお金の使い方が並外れた寛容さを示したことに、第一の理由があります。次に、彼らの語るイエスキリストの話に他の共同体の人々が耳を傾けたのは、語る人たちの生活に裏付けられ …

イエスの激動とわが不動
使徒4:23-35

使徒たちは当局に脅された時、「みことばを大胆に語らせてください」と祈り、決して、富や、自由や、愛や、家族や、命が脅かされないようにとは祈らなかった。世界はもともともろいものばかり。だから世界が自分を揺るがさないようにとは …

UNBELIEF
使徒4:1-20

人は皆、自らの人生のシステムを持っており、それが礎となり、自信の源となる。しかしペテロとヨハネは、ある事件を通してそれが壊された。だからペテロは、自分が主人を一旦は否定した事実まで公表し、「すべての人は罪びとだ」と語った …

新しいコミュニティー
使徒2:40-47

私は最近ベートーベンとお友達になりました。それは彼の生い立ちを、キリスト教道徳の教科書から知ったからです。見栄えは悪く、20歳で耳を悪くした音楽家。彼はそんな自分も決して滅ぼさない神への賛美を曲にしていきます。そして最後 …

神の最高傑作として生かされる
(高橋秀典師)
詩篇139:1-18

藤圭子の「夢は夜開く」は自分の生い立ちをはかなんでいる歌詞が続く。これが日本人の心を打つのはなぜか。日本人が自分の個性や出生を、神からの賜物としてとらえられないところにその理由があると思われる。 スイスのラサでハンス・ビ …

新しい都市@ペンテコステ
使徒2:1-18

ペンテコステには聖霊の火が下りましたが、火の柱、燃える柴など、これまでも神はご自分を火として表わされました。それは神の力強さ、純粋さ、聖さ、美しさを表すと同時に、近づきにくさも示すものでした。「あなたは弱さを持つから神に …

あなたの人生に栄光を
出エジプト記33:1-6,15-23,34:5-8

福音とは神が絶対的に公正な方であり、と同時に絶対的に愛の方だということです。十字架上のイエスにこそ、この御顔にこそ、その絶対的な公正さと愛が満ち満ちておられます。イエスは十字架上で、神から、宇宙的に無視されました。神のみ …

神のかたちに造られた私たち
(坂野慧吉師)
創世記1:26-28

創世記1:26には「神は仰せられた。『さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。』」とある。「仰せられた」は三人称単数。しかしそれに続く内容は「われわれ」と、どう見ても複数の内容。これは神が三位一体の関係 …